フランス前首相ヴァルス氏の国籍
「生まれてから現在に至るまでの国籍の異動について正確な情報を公開せずに、政治家であることを許す国が世界中にあるとは思わない」
蓮舫代表の戸籍公表宣言 公開の是非をめぐり、党内の分裂が顕在化 (産経新聞) - Yahoo!ニュース
産経新聞に出ていた八幡氏のこの言葉、いやにまわりくどい。
「二重国籍の政治家を許す国が世界中にあるとは思わない」と簡単に書けないのか?
それは「ある」のをよくご存じなのだろう。それでちょっと検証が難しくなるようにヒネってみたというところか。
さて、八幡氏が行政学を学んだというフランス。前首相のヴァルス氏はWikipediaによればカタルーニャ系スペイン人の父と、イタリア系スイス人の母の間に「スペイン」で生まれ、20歳ころの1982年にフランス国籍を取得したという。
果たしてヴァルス氏は、スペイン籍を放棄したのか、したなら、いつ放棄したのか。母からスイス国籍、ないしイタリア国籍を継承していたのではないかとか、そういったことを公開しているのだろうか?
そんなことは、フランスでは誰も問題にしていない、ということではないだろうか?