氣象報告常常不準

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中国が二重国籍容認に政策転換しそうだ

www.ettoday.net

補足)この件を報じている別のソース三件
政协委员建议改《国籍法》 争夺人才和资源
http://news.sina.com.cn/sf/news/fzrd/2018-03-05/doc-ifxipenm9642736.shtml

取得外国国籍不等于不爱国
http://news.dwnews.com/china/news/2018-03-04/60043684.html

政协委员建议改国籍法:取消自动丧失中国国籍规定
http://www.chinesenzherald.co.nz/news/international/chinese-overseas/

 

 こちらの記事によると、中国までもが、事実上、二重国籍を容認するようになりそうです。全国政治協商会議の委員が、外国国籍を取得しても中国籍を保有できるようにする国籍法改正を提案したというもの。かの国で政府が事前了解していない提案が公に出てくるはずもなく、近いうちに決まる可能性が高いとみるべきでしょう。


・現行の中国国籍法9条では、外国に住む国民が自ら願って外国の国籍を取得した場合、即中国国籍を「自動喪失」する。・・としているそうです。(これは、「自己の志望によつて外国の国籍を取得したときは、日本の国籍を失う。」としている日本の国籍法11条と同様ですね。)
 このたびの弁護士協会副会長である朱征夫委員提案の国籍法改正案では、これを改正して、外国籍をとっても中国籍を維持できるようにするもの。

記事中、朱征夫氏の言として
・外国籍を取ることと、国を愛していないこととはイコールではない。多くの中国人が外国籍を取得しているが祖国への思いがないということではなく、仕事やその他の原因によるものだ。

・この法律が制定された当時は国の実力も弱かった、今は状況が変わった。世界の中で特に西側先進国はみな、人材資源争奪をしており、国籍はすでに、人材資源争奪の重要手段になっている。(他国籍を取った国民について)自動的に国籍を喪失させることは、人材をよそへあげてしまうことになり、国家の長期的な利益にそぐわない。

・・ということを書いているようです

 

かつて、例の「八幡和郎」氏が

agora-web.jp

 

なる記事を書いていたが、この中に出てくる「地図」もすでに古い。

「多重国籍を認めていない国家」として赤に塗られている、スペイン、ドイツ、韓国、は、すでに認めるようになっています。さらに、中国が「認める」側になれば「地図」の印象は一変しますね。