氣象報告常常不準

台湾生活。華語・台湾語学習。システム関連の話題など。

2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧

日本籍の有無で(中国籍←→無国籍)と扱いが変わる台湾籍

台湾籍の扱いの謎が解けたかも? もう30年以上前のことですが、急に鮮明に思い出したことがあります。 私自身の話ですが、一人で法律の手続きができる年齢になったら、場合によっては日本への帰化を考えるかもしれないと、二十歳になる直前、法務局に相談に…

「帰化」と書いたら「虚偽事項公表」か?

蓮舫さんの件、選挙公報に「1985年、台湾籍から帰化」と書いたことを、公選法235条の「虚偽事項の公表罪」と信じて疑わない方が多いようだ。 これについては「あの」八幡和郎氏ですら、こう書いている。 八幡和郎「蓮舫『二重国籍』のデタラメ」p28~29 とこ…

蓮舫さんは一つ嘘をついた

蓮舫氏は会見で「手続きを怠っていたことは事実」と反省の弁を述べました。攻撃側の作った「国籍法違反」という虚構を受け入れた形です。 おそらく「台湾の特殊性」などと説明しだせば、「また言い訳!」と炎上することになるのを危惧したのでしょうけれど、…

「攻める側」の嘘、蓮舫攻撃のデタラメ

八幡氏のこの記事には唖然とした。こりゃないわ。 日本の国籍法は二重国籍を認めていない。蓮舫氏のように、父母の国籍が違う場合には、いったん合法的な二重国籍になることが可能だが、22歳までにどちらかを「国籍選択」し、日本国籍を選ぶ場合にはもうひと…

どこ吹く風?

またまた、八幡氏の記事の話になってしまいますが、 トップに出てくるこの地図は「Wikipedia」からの引用で緑が多重国籍を認める国赤が多重国籍を認めない国なのだそうです。 まず、この地図見てみて、多重国籍を認める緑色陣営にとって、逆風来てる感じ、受…

小野田議員・蓮舫議員比較

小野田議員に対しては、これまで特に悪い印象をもっていたわけではないが、こういう発信をするということについては、なんだかとても嫌な感じを受けた。 archive.is 注)リンク切れになっていたので2018年4月20日に魚拓にリンクを貼りなおしました。 小野田…

日台重籍者の国籍選択では日本国籍を放棄できるか?(情報共有用)

日台重籍者の国籍選択で、「もしかしたら最近は、日本国籍の放棄を認める可能性もあるのではないか」というご意見をいただき、検索してみましたが、それらしい記事を私は見つけられませんでした。 逆に「放棄できない」という記事がどのくらい最近まであるか…

台湾籍とパレスチナ籍

「台湾籍」が国籍法上「外国籍」にあたるかどうかに関して、制度上いろいろ矛盾があるが『中国との関係があるのでやむを得ない』という人がいる。 ただ、私自身は『中国』は、実はあまり関係ないと思っている。というのは、日本の国籍法上「台湾籍」の人に生…

蓮舫さんの会見を見る前に

「日台重籍」者の置かれた立場について、予備知識として次の3つは読んでおいていただきたい。 1.櫻井よしこ先生の「理由は中国への気兼ねか? 日台両国の架け橋的人物の日本国政離脱を阻む不可解」http://www.ritouki.jp/index.php/info/20040918/ 2.多…

重国籍者の公職就任の議論 (1984年国会法務委員会)

1984年の国籍法改正では、それまでの父系主義(父が日本国籍なら子は日本国籍を持つ)が、父母両系主義(父もしくは母が日本国籍なら子は日本国籍を持つ)に改められた。 二重国籍者が公職に就くことを「法律の想定外」などとする論説を目にしたことがあるが…

フランス前首相ヴァルス氏の国籍

「生まれてから現在に至るまでの国籍の異動について正確な情報を公開せずに、政治家であることを許す国が世界中にあるとは思わない」 蓮舫代表の戸籍公表宣言 公開の是非をめぐり、党内の分裂が顕在化 (産経新聞) - Yahoo!ニュース 産経新聞に出ていた八幡…

フランスの国籍法など

八幡和郎氏 『蓮舫「二重国籍」のデタラメ』(飛鳥新社)を読んでいて、蓮舫氏の件はさておき、欧州、特にフランスの国籍制度に興味をひかれた。 p51 ヨーロッパではEU内外の経済開発が遅れた地域からの移民の増加、難民の大量発生、テロの横行というなかで…