氣象報告常常不準

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DelphiでAndroid開発挑戦日記(2)

 前回、PCとUSB接続したAndroid端末をDelphiに認識させることができた。

さっそくこいつをターゲットにして、何か動かしてやろうとしたが、

エラー

プロセスを生成できません。

C:\...\Project1.apkをインストールできません。

Failure

[INSTALL_PARSE_FAILED_NO_CERTIFICATES]

となってしまった。アプリに署名が無いから、らしい。

 Delphiをいじっているうちに「構成」の設定を「アプリケーションストア」にしてしまっていたのが原因。「構成」を「デバッグ」に設定していれば、署名なしで配置でき、問題なく動作する。 

 「署名」については

http://docwiki.embarcadero.com/RADStudio/XE5/ja/%E7%BD%B2%E5%90%8D%E6%B8%88%E3%81%BF_Android_%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%81%AE%E9%85%8D%E7%BD%AE

に書いてあるが、作成したアプリを公開するのでなければ、(自分で使うだけのアプリなら)署名の事はとりあえず考えなくていい。

 これまで、恥ずかしながら、「開発環境の構築で四苦八苦して開発をはじめる前に力尽きる」なんてこともあったのだが、RadStudio XE5のDelphiについては、デフォルト設定でインストールして、『デバッグモードにしたAndroid端末』を開発PCにUSB接続すればすぐ使えるようになった。

 付属のサンプルコードに、GPSや加速度センサー等を活用する例があり、勉強になる。サンプルコードを実機で走らせてみるのは面白い。何気なく使っていたスマホが多機能なセンサーの塊である事を実感させられる。

 しばらくはサンプルコードを一つ一つ試しながら、遊んでみよう。ゲームなんかよりこのほうが面白いと思う。